2017年6月8日(木)~9日(金)大阪国際会議場(グランキューブ大阪)にて 第32回日本脊椎外科学会を開催致します。

会長挨拶

第32回学術集会会長を拝命し、平成29年6月8日(木)、9日(金)の2日間、大阪国際会議場(グランキューブ大阪)にて学術集会を開催することになりました。同時に、第8回アジアスパイン ASIA SPINEを6月9日(金)、10日(土)に同時開催させていただきます。

日本脊髄外科学会は、昭和61年に日本脊髄外科研究会として発足し、平成10年(第13回)から日本脊髄外科学会と改称され現在に至っています。一方、AISA SPINE は、1997年にJapan-Korea Conference on Spinal Surgeryとして発足し、2010年からアジアスパインASIA SPINEとしてより多くのアジア諸国を巻き込みながら発展してきている学術集会です。この2つの学術集会を同時開催することにより、日本における脳神経外科による脊椎脊髄外科の国際的な立ち位置を考える絶好の機会になるものと期待しています。

今回のテーマは”Division and Integration for the Future”といたしました。医療の専門化は特定の狭い領域でより高い医療技術を提供できる機会を生み出しましたが、一方では、医療の偏在の一因になっています。この相反する課題を脊椎脊髄外科領域でどのように解決すべきかを念頭に置きながら学術的議論を深めたいと考えています。国際会議との同時開催のため、合計3日間のうち後半は原則として英語を公用語とすることにご理解のほどお願い申し上げます。

近年、大阪は国際都市としてめざましく発展し、平成27年は約700万人の外国人観光客を迎えるに至り、日本におけるインバウンドの中心的な役割を担っています。日本のグローバル戦略の中で、観光のみならず学術においても国際的求心力も高めることができるよう皆様のご指導とご鞭撻および学術集会へのご参加をよろしくお願い申し上げます。
第32回日本脊髄外科学会
The 8th Annual Meeting of Asia Spine
会長 大畑建治
大阪市立大学大学院医学研究科 教授

事務局長
高見俊宏

(大阪市立大学大学院医学研究科)

学術プログラム委員長
(日本脊髄外科学会担当)
西川 節

(守口生野記念病院)

学術プログラム委員長
(アジアスパイン担当)
下川宣幸

(ツカザキ病院)

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