ストーリー・ケアの勧め ~初期認知症高齢者から自発性を引き出すケア方法~
講師:渡辺 哲雄(日本福祉大学中央福祉専門学校/NPO東濃成年後見センター)
「老いの風景」の作者が母親の認知症に取り組みました。疑わしきはまず受診ですが、病院嫌いの本人が受診するとは思えません。そこで 作者は「どうしてこうものを忘れるやろ」本人がそうつぶやく機会を捉えてさらりと言いました。
「もの忘れが治る薬を飲めばいいのに」
「え?そんな薬があるのか?」
「神経に効く薬だから薬局では売ってない。一度は受診することになるけど、おふくろ病院嫌いだろ?あきらめよう」
「そんな薬かもらえるのなら、我慢して受診するぞ」。
受診からグループホーム入居まで、本人をその気にさせて乗り越えた方法を「ストーリー・ケア」と名付けて作者自身が語ります。
「もの忘れが治る薬を飲めばいいのに」
「え?そんな薬があるのか?」
「神経に効く薬だから薬局では売ってない。一度は受診することになるけど、おふくろ病院嫌いだろ?あきらめよう」
「そんな薬かもらえるのなら、我慢して受診するぞ」。
受診からグループホーム入居まで、本人をその気にさせて乗り越えた方法を「ストーリー・ケア」と名付けて作者自身が語ります。